グッド・タイミン・レコードで購入したLP
プレリュードの「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」です。
ニール・ヤングのタイトル曲をアカペラのハーモニーで聴かせてくれます。
この曲のメロディの美しさが純化されて表現された名唱です。
プレリュードは1973年にアルバム「How Long is Forever」でデビューした
英国はニューカッスル出身の女性1人を含む3人組のバンド。
女性ボーカルのIrene Humeと夫でギター&ボーカルのBrian Hume
そしてもう一人のギター&ボーカルIan Vardyが
瑞々しいハーモニーとアコースティックギターのアンサンブルを聴かせてくれます。
カバーはデビュー盤でも披露して英国内でヒットした「アフター・・・」だけで
その他は3人のオリジナル曲です。
ニール・ヤングの曲を取り上げているように
CSN&Yの影響が随所に見ることができますが
メロディの作りが英国的なので
CSN&Yも英国トラッドも大好きな僕には
たまらない演奏がぎっしり詰まっています。
このアルバムは1974年に発売されています。
同時期に日本に存在していたCSN&Yチルドレンのバンド
GAROに通じるサウンドも散在しているように思えます。
日本と英国で全く無縁のバンドが
CSN&Yに影響されて、
結果的に似たようなアプローチを試みていたという
面白い発見をさせてもらいました。